ExchangeWireJapanにFringe81のTagKnightに関するインタビューがあったので、読んでみた。
これ、非常に参考になった。
以下、参考になった箇所を引用。
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一番よくある話が、デジタリスを入れたらページが遅くなったと言われてしまった事ですね。
このような問題が発見されると、広告主様や代理店様は、まず広告のタグを全部取る作業をしなくてはいけません。1個1個タグを入れ直して、どのタグが悪さをしていたのかを検証するわけです。
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これ凄い大変だよな…。
結果として広告配信しても、このタグ調査中はトラッキングデータ取れなくなるわけだし。
死活問題だよな。
現状、お客様のどのページにどのタグを入れるかというルールに関しては、代理店様が設計しているケースが多いのですね。
「ベン図」と言うのですが、どのようなユーザーに対してどのようにユーザーを足すか、引くか、除外するかと言ったルールをイメージして、それを直接URLで数式のように足したり引いたりする必要があるのです。例えばクリテオさんではトップのページのタグ、商品詳細のタグ、申し込みフォームのタグ、コンバージョンページのタグというように幾つかタグを分けて、どのユーザーがどこまで到達したかを判別し、自動的にリコメンドのバナーを配信するというようなことをシステムで行っています。
これらのルールを、日本の国産DSPである「マイクロアドブレード」とか、グーグルの「GDN」など、個別にルールを作っていくのですが、誰に対してリターゲティングを出すかというマーケティングの全体像としてはまったく統一されていないのが現状です。
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Criteoのタグの仕組みって、そうなっていたのね。
ていうか、他も多分、基本は、同じだろうけど。
Fringeとしては、やはりタグマネから「オーディエンスデータのマネージメント」という根っこの所を握りたいんだろうなぁと改めて思った。
いろんなロジックがあるのですが、すごく分かりやすい話で言うと、複数埋め込まれたタグの中で速いほうから読み出すというものがあります。例えばデータセンターが近いと物理的に速かったりするわけです。
それでは10個タグが入っていたうち、1個遅いのがあったときに、そのタグが一番最初に読み込まれてしまうと他のタグの読み込みがすべて遅れてしまうので、速いものを先に読み込ませるということですか?
通常ウェブサイトを上から下まで読むときには、コードは順番に読まれるのですね。ただ、タグというのは順番に読むべきものではなくて、いろんなサーバーに問い合わせがいくものなので、一遍に問い合わせてしまえばいいというのが考え方です。通常Javaスクリプトを順番に貼っていくと順番に組み合わされるので、われわれのコンテナの中に入れたタグを一遍に読み出してしまうというわけです。
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あ。ココ、コンテナタグの事かな。
DMPがデータ収集する際には、タグマネ的なロジックもやっぱり必要なんだろうな~。
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色々と具体的な事が書いてあり、非常に参考になった。
DMPのデータ収集する際に、タグコンテナを活用するとなると、タグマネの知見も必要そうだな。
そろそろ、今年あたりから、各DSP導入したはいいけど、タグ管理が無理!っていうクライアントが増えていきそうだから、各社リリースしているタグマネサービスの需要は増えそう。
(スケールアウトのこの纏め記事が秀逸)
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