ターゲティング広告では、一般的とされているクラスタリング生成が、実は更新が非常に困難で、mixiの旧インタレストターゲティングではボトルネックになっているというのは、「へぇ~」という感じだった。
以下、エントリから転載。
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クラスタの更新はある時点で停止しており、最新のmixi内の興味関心情報を完全には活用できていない状態(例えば、最近興味関心のボリュームが多そうなAKBやスマートフォンなどといったもの)でした。
比較的最近話題になっている興味関心情報への対応ができていないため、大きな機会損失となっていました。
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で、新しいインタレストターゲティングでは、中間データであったクラスタを廃止し、コミュニティを直接組み合わせる形で広告商品を作成するという手法が採用されているとの事。
いくつかのキャンペーンでターゲティングなし、旧インタレストターゲティング、新インタレストターゲティングを同時に配信して効果検証を行い、おおむね新インタレストターゲティングに統計的に有意な効果があることが確認出来たとの事。
最近、PCでオーディエンスターゲのROIがあまり良くないとの話をちらほら聞いたりします。
クラスタリングがフレッシュでないという問題が根本的にあるのかもしれないなぁと思った次第。
行動履歴ベースのターゲティングって、現状だと結構厳しそうだな~。
その点、Googleやヤフー!は、検索クエリというその瞬間のユーザーニーズを把握しているから、大きな強みだよなぁ。
DSPとかも多分、検索クエリがBiddingの値付けに際して、大きな役割を果たしていそうだし。
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