相変わらずの高クオリティ。さすがATARAですね。
主にGoogleの商品リスト広告の話がメインですが、データフィードに関する内容もばっちりと入っています。
現時点では、データフィードに関して、最も纏まったものかと思われる。
日本でも徐々に浸透しつつある「商品リスト広告」(PLA: Product Listing Ads)には、マーチャントセンターへの登録とそれに伴うデータフィードは必須であると。
大量保有している自社商品データを自動的に広告(検索やリタゲ、アフィリエイト等)クリエイティブに反映させないといけないと強く感じた。
下記抜粋から、特に流行の3PASでのリタゲ(Criteo等)をやるには、データフィードを導入しないと本当の効果は得られないのだろうなと思った。
以下エントリから抜粋
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リターゲティング広告は、AdWords のリマーケティング広告をはじめ、多くのDSPのメイン機能ということもあり、2010年にGoogle がリマーケティング広告を正式公開して以降は、それまでダイレクトレスポンス重視でディスプレイ広告にあまり積極的に投資してこなかった企業も、(ラストクリックやセッションベースで見ても)短期的なROIが見込めるということで、急速に普及しました。
リターゲティング広告の設計は、ユーザーリストの設計とコンバージョンまでのシナリオづくりに他なりません。リターゲティングの開始当初はサイトの訪問履歴をもとに追いかけ回す、というタイプが少なくなかったものの、Eコマース企業を中心にサイト内の商品閲覧履歴や興味関心をもとに、分割されたユーザーリストに対してパーソナライズされた広告をリターゲティングで表示させることによってROIをさらに引き上げる手法が台頭してきました。その代表格がCriteo です。
Criteo をはじめとしたレコメンドバナーの実装にはデータフィードの概念が必須です。訪問や閲覧履歴をもとにデータフィードから自動的に関連性の高いバナーを表示するのでコンバージョンに非常に近く、これまでのバナー広告と比較しても非常に高いROIを出せるようになってきました。
現在(2012年12月時点)ではまだベータ版ですが、AdWords でもDynamic Display Ads(動的ディスプレイ広告)のリリースが待たれており、データフィードと連携した動的なクリエイティブのバナー広告は、今後ますます注目されていくと思います。
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最近リタゲといえば、単純に広告主サイト来訪ユーザーを追い掛け回すだけというのがメインですが、Yahoo!のCriteo導入やAdWordsのDynamic Display Adsリリースで、ここら辺の意識も変わっていくのかな。
で、その際に重要になるのが、やはりデータフィードで、いかにして商品データファイルをクローリングして抽出するか(商品DBへのアクセスはあまり許可されないと思われるので)と中間処理のデータ正規化が上手く出来るかが、データフィードプレイヤーの差別化ポイントになる。
ここで1つ疑問。
多分、クローリングからデータ収集した情報なので、データフィードプレイヤーのものになる筈で、
このデータって有効価値はあるのかな?
TAGGYとかは上手く活用していそうな気がする。
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